下着盗んだ元講師に“退職金”なし 愛媛県教育委
テレビ朝日系(ANN) 2016/12/20(火) 17:32配信
女性の下着を盗んだ元講師に退職金を支給しないと決めました。
愛媛県の県立高校などに勤務していた元講師は、住宅に侵入して女性の下着を盗んだ罪などで有罪判決を受け、先週、有罪が確定しました。元講師が地方公務員法によって自動失職したことを受け、県の教育委員会は20日、退職金を支給しないことを決めました。教育委員会は、懲戒免職にしなかった理由について、「本人にほとんど面会できず、十分な事実確認ができなかった」などとしています。
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県立校講師に猶予付き判決 地裁今治支部 /愛媛
毎日新聞 2016年12月3日 地方版
女子高生の下着を盗む目的で生徒指導票を携帯電話のカメラで撮影したなどとして、県個人情報保護条例違反や窃盗などの罪に問われた県立新居浜特別支援学校常勤講師、川田洋平被告(25)に対し、松山地裁今治支部(満田智彦裁判官)は2日、懲役2年6月、執行猶予4年(求刑・懲役3年)を言い渡した。
満田裁判官は「性欲を満たすためで、教職をつかさどる者としてあるまじき行為。刑事責任は重い」と指摘。一方で「広く報道されたことで一定の社会的制裁も受けた」として執行猶予を付けた。
判決によると、県立高校で講師として勤務していた2015年12月、職権を乱用し、女子生徒2人の生徒指導票を撮影。また14年12月〜15年9月には、別の女子生徒らの下着を盗むなどした。【成松秋穂】